2015 01 30

電子書籍の可能性を調べてみる

電子書籍は、目で読むだけではなく音声で聞くものとして使われていないのか?

本当にただ、なんとなくふとどうなのかなと思ったので、少し調べてみました。
まずは、電子書籍の起源、規格あたりの話。
(補足ですが、センシティブな言葉について、呼び方や送り仮名の使い方について気になる点があるかもしれませんが、意図的ではありません。)

自分の理解のためのまとめになり、参考サイトの内容をつぎはぎしたような部分が多くなります。正確な情報については、参考サイトなどをご確認ください。

電子書籍の国際標準規格 DAISY(デイジー)

読書のバリアフリー化を進めたオーディオブック

マルチメディアコンテンツ

DAISY規格による書籍

DAISY録音図書

オーディオブック(CD-ROM)

音声ファイルが構造化されていて、章や見出しに直接ジャンプすることが可能。

マークアップ構造をもつテキストファイル「テキストDAISY」

htmlやxhtmlをテキスト読み上げ装置やソフトを使うことで音声による再生を可能にしたもの。

マルチメディアDAISY

上記2つ(DAISY録音図書、テキストDAISY)を融合したもの 「同期化ファイル」と「コントロールファイル」を用いることで、常に文字情報と音声が同期しながら再生される。 ナビゲーションコントロール機能もあるので、見出しだけ一覧にして読む/必要な章だけ読む/特定のキーワード部分だけ読むといったことが可能になっている。

アクセシブルなフォーマットの普及に向けて

マルチメディアDAISYだけでなく、音声、拡大、点字、電子テキストなど、利用者のニーズに応じて多様なフォーマットを提供するために、各団体で独自のマスターファイルを持っているところが多い(ワンソース・マルチユース)。
アクセシブルなフォーマットは、先進国でも数は少なく、途上国では入手できる可能性がかなり低い。
そのため、海外のものを入手するという方法が重要になる。その際に、マスターソースを提供してもらい、利用者に提供するところがニーズに応じて様々な形で提供できれば効率的。下記2点が必要になる。

DAISY4への改定の際に、規格を「製作・交換用のフォーマット(DAISY4-AI)」と「配布用フォーマット」を分けることを考案。

製作・交換用のフォーマット(DAISY4-AI)

DAISY4-AIは、多様なフォーマットに変換するためのソースになるXMLファイルの規格。 モジュール構造のため、基礎的な部分はシンプルで、必要に応じて様々なモジュールを追加できる。

配布用フォーマット

DAISY4の配布フォーマットは、DAISYのアクセシビリティの機能をすべてEPUB3に持たせるという形で、EPUB3に融合された。
これは、一般的な利用者のためのメインストリームの規格でアクセシビリティを実現するという大きな意味がある。

著作権制度及び交換システム等の整備

つまりは…

具体的なところはそれぞれの国に任せるけど、出版物への国を超えてのアクセスを認めるけど、著作権の保護など、正当な利益が不当に損なわれることがないようにする必要がある。

普及に向けて

疑問/問題

参考サイト # {#referencesite}